やすくりファームの看板犬「与右衛門(よえもん)」君が2021年8月3日(火)23:00天国へ旅立ちました。
13年と8ヶ月という人間からしたら短い命でしたが、とてもたくさんの思い出を与えてもらいました。
半年前くらいからは体調がすぐれない日も多くなり、ほとんど家の中で過ごすことが多かった様に思います。
その頃からやたらと近くに寄ってくるようになり、彼なりに何か悟っていたのかも知れません。
基本的に日中は空調の効いた部屋で居眠りをしていることが多かったです。
2ヶ月くらい前からは耳も遠くなっていた様で、近くに寄って行っても気づかないことがしばしば。
たまぁ~に起きてると目をパチクリさせて、可愛いしぐさをしてくれます。
死ぬ2日前でも、まだしっかりとカメラの方を向いてくれます。
この時は自力で立ち上がりオシッコをしてました。
死ぬ前夜は、あまりにも寂しがるので夜は一緒に寝ることにしました。
こうやって一緒にいると目が覚めても吠えません。
死ぬ当日の早朝は母さんも一緒に横になって見守ってくれました。
もうかなりヤツレてしんどそうです。
8月3日(火)23:00ちょうどに息を引き取りました。
布団の上で一緒に寝ていたら、息が荒くなり、大きく口を開けて息を3回ほど吸い込んだら心臓が止まりました。
最後は布団の上で一緒に横になっていたのですが、心臓が止まった後は眠るように動かなくなりました。
夜中に亡くなったので、その夜はヨエモンの亡骸と共に家族で寝ました。
翌朝には、近所に住んでいる母が花とお供えをたくさん持ってきてくれました。
心なしかヨエモンも微笑んでいるように見えますね。
ヨエモン君の亡骸は、先祖代々安栗家のペットが埋葬されている場所へ埋めることにしました。
ここなら寂しくないでしょう。
この日はピッカピカの晴天で気温も40℃近くまで上昇していたので、墓穴を掘ってる最中に何度か倒れそうになりました。
危うく自分の墓穴を掘ることになるところでした。
大好物だった干し芋やジャーキー、それにあんぱんも入れてもらって、天国に到着するまでは空腹を免れるでしょう。
なんだか・・・
コレが最後のお別れだと思うと、急に涙がこみ上げてきます。
最後に冷たくなったヨエモンの亡骸を触ってお別れを言いました。
最後に法名を書いた墓標を立てて皆で送りました。
墓標は即席なので段ボールを丸めた物に、父さんがきったない字で法名をマジックで書きました。
ヨエモンにはいろいろな物を与えてもらったので「与右衛門」の名前から「与」もらいました。
さらに、これからは天国から見守(衛)って下さいという事で「与右衛門」の「衛」をもらいました。
稲刈りが終わって落ち着いたら、しっかりした木のヤツで作るから許して。
ヨエモンはウチの子ども達よりも長い時間を過ごしただけに、思い出もたくさんあります。
これからは僕たちの心の中で生き続けると思います。
今までヨエモンを可愛がってくださった皆様、有難うございました。
そして、猛犬に襲われて瀕死の状態を救って下さった「あど動物病院」の先生、終末期にお世話になった「ときわの森動物病院」の先生、有難うございました。
安栗 与右衛門、13年と8ヶ月の間本当にお疲れ様でした、そして有難う。
生まれかわって、また再会できればいいなぁ~(願望)
気持ちの整理やら、なんやらと色々あって報告が遅くなってしまいました(謝謝!)