今年もこの時期がやってきました。
そう
米づくりの始まりです。
圃場の整備も同時に進めていくのですが、先ずは苗づくりからです。
苗づくりの第一段階は「種蒔き準備」です。
この作業が始まると「いよいよ米づくりがスタートするなぁ~」という気になります。
やすくりファームでは苗を無農薬で育てるので、何かと手間がかかります(^_^;)
①種子選抜
②温湯消毒
③種浸し
④種蒔き
⑤育苗
この様な工程を経て、植え付けられる状態の苗に成長させます。
本日は①~③までの作業をやります。
先ずは①種子選別です。
1.13の比重になるように塩水を作ります。
水を入れる前の状態は、かなりヤバそうな白い粉ですよね(>_<)
食塩ですので安心してください(^.^)
だいたい生卵が浮く程度が目安だそうです。
まっ、この辺りは適当とうことで・・・アハハ(^-^;
しっかり浮いてますね。
塩水の中に種籾を投入してグルグル掻き混ぜます。
浮いてきた種はすくって捨ててしまいます。
沈んでる種籾が、次のステージに行けるということですね。
選抜が完了したら、次は②温湯消毒です。
60℃のお湯に10分間種籾を浸けます。
温度管理と時間管理がかなり重要な作業の為、一瞬たりとも目を離せません( `ー´)ノ
温湯消毒が終わったら、ソッコーで水に浸して熱を取ってやります。
本日、最後の工程③種浸しに入ります。
しっかり熱が取れたら、桶に移して水を入れて完全に水に浸します。
水温は12℃
うむうむ('Д')
いい感じの温度です。
積算温度が100℃(10℃×10日)で発芽するらしいので、12℃だと約9日で発芽する計算になります。
発芽するまでは、毎日水を替えて酸欠状態を防止します。
最後は温度計を片づけてと・・・
この黄色い六角形のケースは、なんだか懐かしいですよね。
小学生の頃、理科の実験で使った時の記憶がよみがえってきます(^-^;
本日の作業はここまで。
続きは④以降の工程になりますので、少し時間が空きます。
今回植え付けるササニシキの特性をしっかり読んでおきましょう!
気になるのは「耐倒伏性の”弱”」ですね。
コシヒカリと同じで、倒れやすい様です(>_<)
収穫前に倒さないように、気を付けないといけませんね。
ササニシキはコシヒカリに近い品種ですが、さっぱりした味わいでとても美味しいですよ!