味噌は和食に欠かせない調味料のひとつ。
大豆、糀、塩の三つが組み合わさり、発酵という工程を経て味噌はできます。
なんとも神秘的な発酵というメカニズムを利用して作られる、日本の伝統調味料、味噌。
そんな味噌を自分で作ってみたくなって、どうせならとことんこだわった味噌づくりに挑戦しよう!
と、いうことで・・・
・高島産有機無農薬栽培の青大豆
・高島産有機無農薬栽培のお米で作った糀
・五島列島の天日塩(とっぺん塩)
2017年は、この厳選された材料を、こだわりの方法で仕込みました。
仕込み中の樽の蓋に使用するのは、地元高島の酒蔵「萩の露」さんの酒粕です。
こだわりの製法を実現するために、かまど、釜、セイロを新調しました。
さてと
かまどを使うということは・・・
もちろん薪が必要でしょっ!
ということで、先ずは薪になる材料を集めに山へGO
ちょっとへっぴり腰だったりして(笑)
嫁さんは地元の酒蔵「萩の露」さんへ酒粕を仕入れに・・・
ちょっと詰めすぎじゃないですかぁ?
まあいいけど(^_^;)
余った分は粕汁にでもブッ込んでいただきましょう!
さてさて、かまどに火が入りました。
生木を薪に使ったもんで、なかなか火が付きませんでした。
今回の反省点です(>_<)
大豆は一日水に浸けておいたものを、茹でるのではなくセイロで時間をかけて蒸して柔らかくしていきます。
かまどの火力はすごい熱量なので、意外と早く蒸しあがります。
大豆を蒸している間に、子ども達は糀と塩を混ぜ合わせる作業に取り掛かります。
しっかり混ぜておかないと味にムラができるんですよ~
蒸しあがった大豆はふっくらツヤツヤで、おいしそうな香りが充満します。
粗熱が取れたら適当に潰して、先ほどの塩入糀と混ぜ合わせます。
仕込み樽への投入は、空気を抜くために丸めてから底へ向かって投げつけます。
仕上げは当ファームの代表が綺麗に整えるのです。(ちょっと匠っぽいでしょ!)
最後は酒粕で蓋をして終了。
約半年で味噌が出来上がります。
こだわり抜いた本格手仕込み味噌。
当ファームでは一年間熟成させてから解禁となります。
お味の方はブログでお伝えします。
ちなみに、去年のセミナーで作った味噌はこんな感じに仕上がってます。
潰しきれてない大豆と麹のツブツブがなんともいい食感でおいしいです♪